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骨粗鬆症の検査方法はどれが良い?実際の整形外科で採用している方法を解説

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骨粗鬆症の検査方法はどれが良い?実際の整形外科で採用している方法を解説

骨粗鬆症の検査方法には、DEXA法、超音波検査、レントゲン検査、採血などがあります。結局、どんな検査方法が良いのでしょうか?

今回は、実際に当院で行っている骨粗鬆症の3つの検査についてご紹介します。

診察の様子

骨粗鬆症の検査方法はどれが良い?

DEXA法による骨密度検査

当院では、骨粗鬆症ガイドラインでも基準となっている「DEXA(デキサ)法」による骨密度検査を行っています。

腰椎や大腿骨の骨密度を測定できるため、骨折リスクを評価するうえで参考になります。

かかとや手首で測定する簡易検査と比べて、将来的に骨折すると生活への影響が大きい腰椎・大腿骨を直接確認できるため、骨粗鬆症の診断だけでなく、治療中の効果判定にも用いられます。

また、名古屋市の骨粗鬆症検診クーポンにも対応しており、対象の方は無料で検査を受けていただけます!(精密検査や治療が必要な場合は別途費用がかかります)

対象者

令和8(2026)年4月1日時点で、40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の女性の名古屋市民の方

脊椎レントゲン検査

背骨のレントゲン検査では、骨粗鬆症による圧迫骨折の有無を確認します。

なかでも、本人も気づかないまま進行する「いつの間にか骨折」は、慢性的な腰痛や身長低下の原因になることがあります。

また、レントゲンでは加齢による姿勢変化も確認でき、猫背や側弯症、変形性脊椎症なども評価し、必要に応じてリハビリテーションを行っています。

採血による骨代謝・栄養評価

骨密度だけでなく「骨の代謝状態」を確認することも重要です。

そのため当院では、骨が壊れやすくなっていないか、骨を作る力が低下していないかを確認する「骨代謝マーカー検査」を行っています。

こうした検査結果をもとに、不足しやすいビタミンDをはじめとした、骨の形成に関わる栄養状態を確認します。

食事や生活習慣についてもアドバイスを行い、骨粗鬆症の予防や再骨折予防に役立てています。

当院の骨粗鬆症治療はこちら

骨粗鬆症治療薬の普及と日本の現状

外でウォーキングをする高齢の男性と女性

ビタミンDの役割とは

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨を維持するために欠かせない栄養素です。

太陽の光を浴びることでからだの中で活性型ビタミンDとなり、カルシウムの吸収を助けます。

以前は、ビタミンD配合食品「ダノンデンシア」というヨーグルトが骨粗鬆症によいなど、CMも話題になりました。

※ダノンデンシアは2024年9月末に生産終了しています。

さまざまな治療薬の登場

現在の骨粗鬆症治療では、ビタミンD製剤だけでなく、さまざまな治療薬が使用されています。

  • 女性ホルモン類似成分のお薬
  • 破骨細胞を抑制するお薬
  • 重度の骨粗鬆症や骨折後に力を発揮する注射薬

 

海外ではこのような骨粗鬆症治療薬の普及を受けて、大腿骨頚部骨折の発生頻度はすでに減少に転じています。

しかし日本は、先進国の中でいまだに大腿骨頸部骨折の発生数が減少していないという状況が、引き続き重要な課題にあるのです。

骨折後は再骨折予防が重要

救急病院の整形外科医達は、毎日高齢者の骨折の手術に奔走しています。それでも追いつかないような状況です。

本来ならば骨折を防ぐために使っておくべき骨粗鬆症治療薬ですが、一度骨折すると再骨折する可能性も高く、骨粗鬆症を治療する必要があります。

しかし骨折する患者さんがあまりにも多く、大病院では骨折の治療はしても、その後の長期にわたる骨粗鬆症治療までは手が回らないのです。

「自分の骨密度を知ること」から始めませんか?

骨折してから気づくのではなく、閉経を迎えたら、早期に自分の骨密度を知っておきたいものです。

名古屋市では、クーポンをお持ちいただくことで、40才から5才ごとに骨粗鬆症の健診も無料で行っており、当院もその健診事業に協力しています。

骨折を防ぐのも、全ては自分の骨密度を知ることからです。

あなたの周りのご家族にも、ぜひ骨密度測定をすすめてみてください。

その輪が広がれば、日本の大腿骨頚部骨折発生数が減少に転じるかもしれませんよ!

当院の診療予約はこちら

この記事の執筆者プロフィール

さいとう整形外科リウマチ科

院長 斎藤究

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

院長紹介

日本整形外科学会専門医・日本リウマチ学会専門医・日本整形外科超音波学会会員

経歴

1999年

国立浜松医科大学卒 国立国際医療センター 内科研修医

2001年

東京災害医療センター 救命救急レジデント

2002年

刈谷総合病院 整形外科

2006年

名古屋医療センター 整形外科リウマチ科 /
名古屋医療センター 卒後教育研修センター指導医

2010年

Los Angeles Veterans Affairs hospital留学

2011年

さいとう整形外科リウマチ科平和が丘に開院

主な著書

あなたも名医! 運動器エコー 痛みの臨床など6著書(共著含む)

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員

「骨粗鬆症の検査方法はどれが良い?実際の整形外科で採用している方法を解説」への6件のフィードバック

  1. 骨密度をはかろうキャンペーン♪ですか?
    私に骨密度をはかろう~と勧め、予約を入れて
    くださったのは内科の先生でした。
    捻挫、五十肩などで整形外科へは通院しましたが
    骨密度測定を勧めたのは内科の先生だけでした。
    知人も整形外科へ通っていますが、骨密度の
    話は聞いたことがない、と言っています。
    先生のお話は分かり易いので、勉強になります。

  2. Tibisyukeさん

    骨粗鬆症は全ての科に関わってくる大きな問題です。
    背骨が曲がれば胃が圧迫されて胃酸が逆流したり、
    食事量が低下したりします。
    また、肺も圧迫されて呼吸も浅くなり
    心肺機能の低下も引き起こします。
    いつまでも強い骨でよい姿勢を保つことは
    肩凝り、腰痛だけでなく、
    内臓まで含めた全身のアンチエイジングといえるでしょう。

  3. 私は本当に幸運でした。二ヶ月未満でここまで
    改善され今までならこれで完治と思うでしょう。
    でも、違うのだと気付きました。うさぎをケージ
    に入れて毎日獣医さんへ連れて行けた当時の
    状態に戻ったな~と感じた時が完治だと・・・
    まだまだ先は長いでしょう。

    先生に出会えた幸運に感謝、感謝です。
    また、近くに開業してくださった事にも
    感謝、感謝。幸運が重なった事にも
    感謝、感謝です。
    ありがとうございます。m(__)m m(__)m

  4. Tibisyukeさん

    もっとよくなっていくとよいですね。
    精一杯サポートいたします。

  5. 僕も勧めていきたいとおもいます!
    宜しくお願いします!

  6. まっしゅさん

    ありがとうございます!
    名東区から転んで骨折する人をなくしたいんです!

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