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トリガーポイントの形成

トリガーポイントの形成

肩こりや腰痛、おしりの痛みや太ももの痛み
これまで頸椎や腰椎の椎間板が傷んでいるから
ヘルニアがあるから
と説明され、
なかなかよくならない痛みに悩んでいた方の中には
よくよく診察してみると、
椎間板や神経の痛みではなく
筋肉そのものの痛みである場合も少なくありません。

痛みのある筋肉を丁寧に触診し、
その中から小さなしこり
ときには大きくなった筋肉の塊、
押すと圧痛のあるしこりを探します。

それがトリガーポイントです。

トリガーポイントはそれが存在する局所だけでなく、
離れた場所にも痛みや、しびれすらおこします。

これが関連痛です。

トリガーポイントを理解するには、
これまで神経の走行をベースに考えてきた頭を切り替え、
筋肉の走行や付着部、関連痛のパターンを認識する必要があります。

慢性的な筋痛が出現し、トリガーポイントが形成される過程には、
昔ケガしたような軽微な外傷や、
常にさらされている仕事時の姿勢、
日頃の姿勢が猫背であることなど、
様々な急性要因や、慢性要因が関係しています。

当院ではトリガーポイントへの局所注射と、
理学療法士によるリハビリテーション等を組み合わせて
トリガーポイント治療を行っています。

PROFILE

さいとう整形外科リウマチ科 院長 斉藤究

日本整形外科学会専門医日本リウマチ学会専門医日本整形外科超音波学会会員

「トリガーポイントの形成」への2件のフィードバック

  1. 筋筋膜性疼痛症候群の治療時に行われるトリガーポイント注射は、超音波エコー等の画像所見下で行われるものでしょうか?

  2. 今西さん

    超音波は筋肉、腱、骨の表面など、軟部組織の状態が評価できます。それにより、肩腱板断裂、靭帯損傷、筋断裂はもちろん、関節リウマチや腱付着部の炎症も評価できます。最近では筋膜生疼痛症候群の診断として筋膜の重積や、筋肉の硬結部位を超音波で診断することもできるようになってきています。
    トリガーポイント注射は、必ずしもエコーガイド下に行う必要はなく、触診がしっかりしていればエコーガイド下に行うものと同等の効果が見込まれます。
    また、胸部や頸部などの、肺や血管が近いところでは、超音波を見ながら注射することで肺や血管を傷つけることを防ぎます。

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