院長ブログ

リウマチ チーム ミーティング

昨日は中外製薬さんの企画
リウマチ チーム ミーティングに参加。
第一日赤、中京病院、そしてうちのクリニックの3施設のリウマチ医とコメディカルが集まりました。

看護師、事務、理学療法士、MSW、薬剤師と、他職種で現在の施設の課題抽出とアイデア交換を行いました。

ご講演には尼崎から旧友の柏木先生が来てくれましたが、
リウマチチーム医療というものを、松下幸之助やスターバックスの岩田さんの本を引用しつつ、
vision, mission,passion!
をそれぞれどう構築していくか、
何のために仕事をするのか!
というお話をしてくれました。

最近聴いた講演の中では最も刺激的で、情熱に火をつけられる講演でした。

evidenceに基づいたscienceを、多様な背景をもつ患者さん個々に落とし込めるようにdeliveryするためには、医師によるgoal設定とチームでの時間分担、役割分担が必要です。

祖父江先生からは、大学では医師8人に対して看護師1人。大学とは言っても、リウマチのチーム医療は他のどの施設よりもできていない、というコメントもありました。

チーム力がなくては、すべてのことを医師がやらなければならなくなり、診察人数も減り、患者さんにかけられる総合的な時間は短縮してしまいます。

いかに診療の質outcomeを下げずに、行うべきtaskをチームで分担して遂行するか。

そこが大切なところだと思いました。

ご講演の後は3施設でのバンケット。
職員同士の交流で、今度お互いの施設を見学しようね、という話にもなりました。

せっかく名古屋に来てくれた柏木先生を、名古屋極楽ツアーにご招待。

山ちゃんで手羽先と味噌串カツを食べ、ぼくの行きつけのDJ barに連れ出し、そして夜中のwelbyで熱波サウナと露天風呂。

15年来の旧友との話に花が咲きすぎて湯当たりしてのぼせてヘロヘロになってしまいました。

柏木先生!
素晴らしいご講演ありがとうございました!

2020.01.19 | コメント(0)

リウマチエコー入門!発売

診療と勉強と教育と執筆

日常診療で1日8時間。
夜はオンラインで勉強したり講演したり。
リラクゼーションルームファシアの
スタッフへの研修を行なったりします。

土日はほとんど勉強に出かけています。
たまには自分が講演することもあります。

そんな中で、
夜のマクドナルドや
移動の新幹線の中は
時間を切り分けて執筆に当てられる
大切な時間になったりします。

なかなかまとめて執筆の時間が取れない中
ちまちまと執筆を続けて、
この度これまで僕が講演してきた
リウマチエコーのスライドをまとめた
デジタル書籍が出版されました。

リウマチ患者さんの関節を
一つも壊さないために!

関節エコーによる
超早急診断とフォローアップについて
これから入門する人にも
わかりやすくまとめました。

リウマチ患者さんに接する可能性のある医療者の方には、是非読んで欲しい内容です。

日本医事新報社 デジタル書籍
関節リウマチのエコー入門
リウマチの関節を1つも壊さないために
斉藤究
https://jmedj.net/items/5e17d5b9d790db32f6df2d1d

2020.01.13 | コメント(0)

2019→2020

2019年もあと1時間と少しでおわり。

目まぐるしく飛んでいく時間の中で
だんだんと正月という季節感が
なくなりつつもあります。

昔は正月というと石川県の母の実家に
家族で帰省していました。

路上にも高く積もった雪が残る中、
雪吊りはその役目を
しっかりと果たして樹々を守っていました。

年賀状を大切に思い
作品発表のつもりで作ってきましたが、
SNSの発展とともに
遠くの人達との距離感も
隣にいるかのように感じることができ
年賀状を辞める方も増えてきました。

今年も殆どの週末は
勉強に出たり
自分の講演で埋まっていました。

今年はこれまでやってきた
筋肉や筋膜の痛み治療を
世に発表する機会も増えてきました。

自分の講義と実技を受けてくれた先生が
動かなかった患者さんの背筋に
ハイドロリリースしたら
動けるようになって驚いた!
と感謝のメールもいただき
自分がお会いしていない患者さんが
そうやって治ることに貢献できたと
これも喜びの一つでした。

日本整形外科超音波学会では
ヒラメ筋の治療症例を発表させていただきました。

日本関節エコー研究会では
リウマチ超音波の日本を代表する先生方の前で
リウマチ患者さんへの
ハイドロリリース治療の応用
という内容を講演させていただく機会にも恵まれ
開業から8年半やってきたことが
世に出せる形になってきました。

日本トップクラスのエコーマニアの集まる
sigmaxエコーキャンプでは
小豆島まで足を伸ばし
全国の先生たちと再会し
交流を深めました。

そして、筋膜マニピュレーションコースも
レベル2を修了し、
筋膜の連結についての知識も
深めてきました。

勉強すればするほど
今まで取れなかった痛みが取れるようになり
目の前の患者さんに
自分の勉強をすぐに還元できる喜びが
医者という仕事の醍醐味です。

一方、どれだけ勉強しても
びくとも取れない痛みにも出会い
いまだに自分の心に
どんよりと悔しさと残念さを
刻み込まれることもあります。

それでも治せない痛みと戦うため
注射やリハビリの前段階
プレコンディショニングとしての
分子栄養学も学び始めた1年でした。

栄養の世界も奥が深いですが、
それでも痛み患者さんの中には
ベースに貧血や鉄欠乏を伴っていることが多く
その補給で元気になることも多くみられます。
ビタミンDやB群が欠乏している人も多いです。

そんなことをしていると
あっという間に週末は埋まり
1年が飛び去って行きます。

リウマチ超音波についての
デジタルコンテンツも執筆し
もうすぐ出版されます。

来年は締切を過ぎてしまった
関節痛についての本を
いよいよ完成させないと、、^_^;

そして、最後に、
今年1年
電子カルテの入れ替えなど
さまざまな大きなイベントを乗り越えて
クリニックを支えてくれたスタッフに
感謝を述べたいと思います。

ありがとう。

来年もスタッフのみんな
そして出会った患者さんたちにとって
素晴らしい1年になりますように。

斉藤 究

2019.12.31 | コメント(0)