院長ブログ

コロナがもたらしたもの

船井総研田中さんの投稿。
いつも勉強になります。

Withコロナ、ポストコロナのビジネスパーソンの働き方はどう変わるのか?

https://ameblo.jp/jiyushinryoconsultant/entry-12597159291.html

密集を避ける習慣はしばらくは収まらないでしょうね。
買い物はネット。
仕事もネット。
遠い友人との距離もかえって近くなり、学会でお金をかけて1箇所に集まることの意味もすでに希薄化していますね。
会社という形態も所属という概念も最小限になりそうです。
都会から地方への人の流れは十分起こり得ますね。
あとは、文化の置き所。
美術館やライブ、クラブなどは今後VRでどこまで本物を体感することに迫れるか。

医療は人の身体自体を検査する必要があるため、現在のオンラインでは限界はあり、しばらくはチーム医療の流れは変わらなそうです。

ともあれ、vitalはApple watchとオンラインでも可能。SpO2も今は楽天でサチュレーションモニターが買える。採血も一滴あれば様々な項目が測れるようになってきている。
https://ketsuken.com


だけど、僕のやっている触診を大切にして診断していく痛み診療はなかなかオンラインでは難しい。理学療法士による徒手療法も身体を持ってきてもらわないと行えない。

画像診断だけで痛みが分かるのであれば、そのうち医者も理学療法士もいらなくなる。

だけどそうではない。

画像診断しかされず、身体に触って診断されていない痛み難民の患者さんが多すぎる。

だから、痛み診療はやりがいがある。

少なくとも、人間が身体という入れ物に縛られている間は医者は無くならない。

未来的には脳内の思考パターンや記憶がデータ化されれば、オンラインの世界に脳がインストールされて、体に縛られず意識だけが生き続ける世界も来るかもしれませんね。
すると、体が不要になり、データがデータと結婚して、データを産むことに愛を感じる世の中になる?なんじゃそれ。

2020.05.15 | コメント(0)

さいとう整形9周年

5/10でさいとう整形外科は9歳の誕生日を迎えました。

僕が37歳で開業して、46歳。

9周年です。

開業したときには小松の加茂先生の見学をさせていただいて、トリガーポイント治療を本を読みながら学んでいきました。

そこから殆どの土日はリウマチやトリガーポイント、ハイドロリリース勉強に費やしてきました。

最初は20人ほどだった関節リウマチの患者さんも、今では450人が通院されています。

名古屋医療センター勤務時代からのお付き合いの患者さんとお会いすると、かえって僕の方がホッとしたりしています。

今はコロナな世の中なので、いつもより患者さんの足が途切れることもちらほら。

そんな時は、良い機会だと新しく仲間に加わった看護師さんたちに、リウマチ治療の考え方のレクチャーを行ったりしています。

また、これまで皆さんを徒手療法で治してくれた理学療法士に加えて、僕の診療サポートとしての柔道整復師も2人仲間に加わりました。

彼らには、患者さんの問診や病状把握を僕の診察前に行ってもらい、診療待ち時間の短縮に貢献してもらっています。

また、テーピングやギプスを巻くことは彼らの大得意。

その間に僕も患者さんの診療を進められるため、診療の効率化が図れています。

トリガーポイント治療、ハイドロリリース治療は、触診と超音波を駆使して患者さんの痛い場所を絞り込み、炎症の有無を見分けて、注射による治療を行なっています。

開業時から始めたトリガーポイント/ハイドロリリース治療ですが、9年もやっていると様々な知見と経験が貯まって来るものです。

コロナがもたらした恩恵の一つとして、オンライン会議で全国の先生と気軽に繋がれるようになったことがありますが、頻繁に全国のエコーエキスパートの先生たちとディスカッションをして、リアルでの勉強会が全て中止になっている今でも知識と技術に磨きをかけています。

その中でも、僕が9年間で培ってきた経験を全国の皆さんに講演してシェアしたりもしています。

グループの鍼灸院やリラクゼーションにも新しい仲間が増え、みんなでオンラインを活用して、目の前の患者さんの痛みや疲れを癒すために日々勉強を続けています。

皆さんコロナ自粛やリモートワークのために歩くこと自体が減って、座ってばかりいませんか?

ここ最近増えてきているのは、骨粗しょう症のお薬を飲んでいるのに、大腿骨の骨密度が下がる人です。

座っているので腰には重力がかかっていますが、股関節大腿骨には体重がかかりません。

そのため、大腿骨の骨が弱くなる人が本当にたくさんいます。

また、若い人でも座ってばかりいることや、スマホやパソコンばかりしていることで、太もも、ふくらはぎ、腰、肩こり、首こり、頭痛、眼精疲労の人たちも増えている印象です。

コロナのため、皆さん受診を控えているのか、症状がひどくなってから来院される方が多いように思います。

すると、治療も大変で、痛みが取れるまでも時間がかかったりします。

やはりリウマチも痛みも手当てが早いに越したことはありません。

患者さん、医療者共にマスクをしていれば、感染リスクは低いとの日本環境感染学会からの基準も出ています。

過度にコロナを恐れすぎることなく、痛みは早く止めておいた方が良いですね。

コロナな世の中からの9周年スタート。

コロナが引き起こした負の側面は多々ありますが、コロナがもたらしてくれたポジティブな側面もあります。

全国の先生と勉強がしやすかったり、自粛生活の中でも犬の散歩が今まで以上に楽しくなったり。

普通の散歩がありがたいと思うようにもなりました。

失って初めてわかることも多々あります。

健康もそう。

筋肉や骨もそう。

座ってばかりいることで筋肉はどんどん痩せていきますよ。

さあ!立って体を動かしましょう。

そして、筋肉に血液を流しましょう。

筋肉は動かすことで血が流れて酸素が供給されて元気を取り戻します。

自分で動いて、それでも体が重かったり痛かったりするなら、早めに相談してくださいね。

今も皆さんの痛みを治すべく、コロナでも休まず腕を磨き続けています。

10周年に向けて止まることなく、46歳も走り続けます!

2020.05.12 | コメント(0)

電話再診のご案内

当院では
・常時十分な換気
・職員の手洗い・マスクの着用・体温管理
・患者さんへのマスク着用のお願い
・院内のアルコール清拭
・院内の椅子は間隔をあける。
・院外でお待ちいただき、お電話での呼び出し
・リハビリベッドの間隔も開ける。
・院内雑誌や配布物の撤去
・院内のクレベリン設置
などのウイルス感染対策を行っておりますが、

現在の新型コロナウイルス緊急事態宣言下においては
電話再診も受け付けております。

当院にて通院されていた患者さんでは
下記ご自身に当てはまる項目をお読みになり
保険証をご用意の上、
診療時間内にお電話ください。
052-776-3110

診察が混雑している場合には、
電話にてもしばらくお待ちいただくことがございますので
ご了承下さい。

お待ち時間が長くなる場合には、折り返しこちらからかけ直させていただきます。

病状をお伺いしたうえで、
これまでの採血データを考慮して、
電話による処方のみでは心配な場合には
実際に来院して採血等の検査を行っていただくよう
おすすめする場合がございます。

*******************
骨粗鬆症の患者さん
痛風の患者さん

通常であれば定期的に検査を行うべきですが、
感染拡大抑制、院内の三密抑制、待ち時間短縮
を目的として、
電話にて再診をお受けいたします。
採血ができないため、
内服薬の副作用チェックができないという
デメリットはありますので、
ご心配であれば手持ちの内服薬が切れる頃に
ご来院いただき、採血を行ってください。

******************
痛み止めや湿布の継続希望の患者さん

現在の痛みの程度をお伺いして処方いたします。
医師が必要と判断した場合には、来院をお勧めする場合がございます。

注射による治療をご希望の患者さんはご来院ください。

******************

リウマチの患者さん

内服薬の副作用チェックを定期的に行うことが大切です。
従来より、病勢や採血がなくても安全と思われる期間を考慮して
予約をお取りしていますので、
現在の時勢下においてもご来院いただき、
採血やレントゲン、超音波などの検査を行い
安全かつ病状を速やかに安定させることが大切です。
電話によるお薬処方はおすすめできません。

風邪症状、発熱や食欲不振がある場合には
お電話にてご連絡ください。
注射薬や内服薬はまず1週間中止して
症状がひどくなければ自宅にて経過観察してください。

リウマチのお薬、特に免疫を抑えるとされる
生物学的製剤やJAK阻害薬を使用している患者さんでは
現在の状況は不安に思う方もいるかもしれません。

イタリアからの論文では、
生物学的製剤かJAK阻害薬を使用中の関節炎患者さん320人に新型コロナウイルスに感染しているかいないか連絡を取った
というものが発表されました。
320人のうち、リウマチ57%、強直性脊椎炎47%です。
320人のうち、生物学的製剤は92%、JAK阻害薬は8%です。
320人のうち4名が新型コロナウイルスに感染していましたが、
4/320=0.0125(1.25%)です。
100人に1.25人程度の感染率ということになります。
論文の結論からは、
リウマチの生物学的製剤やJAK阻害薬は
新型コロナウイルスを重症化させない。
とのことでした。
https://ard.bmj.com/content/79/5/667.long?fbclid=IwAR3dRFEh07GZbaYZuta6IljRFp3ymkl6Uwp91kFnRRuIbRxW0_0ZXKxySEc

そのため、リウマチでは
現状において新型コロナウイルスを心配して
薬剤を自己中断してしまう方が
リウマチが悪化し、関節が壊れていくというリスクがあります。

自己中断して再燃した場合には、
もともと使用していたよりも薬の量を増やさなくてはならない場合もあるため注意してください。
自己中断は、上記のように発熱や下痢・嘔吐などの体調不良があるとき以外にはしないように気をつけましょう。

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電話やオンラインによる新患受付が4/1から新型コロナ時期の特例として認められておりますが、
整形外科の特性上、身体所見を取らずに正しく診断することは困難であるため、
現在は電話による初診は受け付けておりません。
現在オンライン診療の準備を進めておりますが、
現時点では遠方の方や新規に当院を受診されたい患者さんにおいては
直接ご来院いただくようお願いいたします。

2020.04.24 | コメント(0)